未だ情熱の火を燃やし続ける Java の RIA 構想


今や FlashAIR)や Ajax に、完全に RIA の主役の座を奪われてしまった Java の Applet。
でも、Sun はまだ諦めていない。
Java SE 6 Update 10 の Java Plug-In 技術で巻き返しを計ろうとしているみたい。


リリースされたJava SE 6 Update 10で何が変わったのか?


昔、ある仕事で、(現在の Google マップのように)アプリケーションサーバーからリアルタイムに地図データをダウンロードし、描画したりスクロールしたり、アイコンを地図上に配置してその場所の情報を登録したりできる GIS (地理情報システム)を、Java の Applet 版と Java Web Start を使って自動配備できるようにした、Swing アプリケーション版を開発したことがある。
当時は 2001 - 2002年位だったと思う。
上の記事の内容では、これらの基になった技術が改良され、新しいアーキテクチャーも導入し、使いやすく便利になった様子。


一般のユーザーが使用する RIA の分野で Java が主流となることは少し難しいと思うけれど、エンタープライズの分野では、この Java の技術を利用したアプリケーションのニーズが拡大する可能性は充分にあると思う。


僕はこの技術の今後に大いに期待しているし、是非また仕事で開発してみたいと思う今日この頃です。