Java SE 6u10 の解説記事

ITpro で id:skrb さんの Java SE 6u10 の解説記事が始まっていることを発見。

  1. 「Java SE 6完全攻略」番外編 Java SE 6u10の新機能 その1 | 日経 xTECH(クロステック)
  2. 「Java SE 6完全攻略」番外編 Java SE 6u10の新機能 その2 | 日経 xTECH(クロステック)
  3. 「Java SE 6完全攻略」番外編 Java SE 6u10の新機能 その3 | 日経 xTECH(クロステック)
  4. 「Java SE 6完全攻略」番外編 Java SE 6u10の新機能 その4 | 日経 xTECH(クロステック)
  5. 「Java SE 6完全攻略」番外編 Java SE 6u10の新機能 その5 | 日経 xTECH(クロステック)
  6. 「Java SE 6完全攻略」番外編 Java SE 6u10の新機能 その6 | 日経 xTECH(クロステック)

その1は、Java SE 6u10 の概要と、Java Kernel、Java Quick Starter、JAR ファイルのインデックスの話。
その2は、僕も以前解析したことのある deployJava.js (Deployment Toolkit) の話。
その3は、新しく追加されたルック・アンド・フィールの Nimbus Look&Feel の話。
その4は、Nimbus Look&Feel の基となっており独自のルック・アンド・フィールも定義可能な Synth Look&Feel の話。
その5は、Synth Look&Feel で実際に独自のルック・アンド・フィールを定義する方法の話。
その6は、Synth Look&Feel で独自のルック・アンド・フィールを定義する更に一歩進んだ方法の話。


勉強させてもらいました。どれも興味のある話ばかりだったので。
読んでいて「ハッ!」とさせられたのは、JavaFX のデフォルトのルック・アンド・フィールが Nimbus だったってこと。個人的に最近良く目にする JavaFX ですが、確かに Swing のデフォルトの Metal よりも、どこか洗練されているということを頭のどこかで知覚してはいたものの、読んではっきりと認識しました。
それから、第一回で紹介されている JAR ファイルのインデックス機能は恥ずかしながら初めて知りました。1.3から既に存在したのですね。サイズの大きめなアプリケーションではクラスの使用頻度などを考慮した上で Jar を分割してインデックスを作り、レイジーダウンロードするのが有効ですね。つまりアプリケーションを構成するクラスやイメージを、どのように Jar に分割するのかを考えることもユーザーエクスペリエンスを考える上では重要な設計項目であるわけです。
そして、ルック・アンド・フィールの作成については、関係する話をつい最近書きました。

尚、「番外編 Java SE 6u10の新機能 その7」は2009/04/13に公開予定のようですね。