IBM Page Detailer

今回は先日読んだ、パフォーマンスWebサイトで紹介されていたツール「IBM Page Detailer」の紹介です。
このツールは一種のパケットスニッファで、特徴はWebページへのリクエストと、そのページを構成するHTMLやJS、CSS、画像などのコンポーネントそれぞれのレスポンスについて、その種類や応答時間、サイズから視覚的に分析することが出来る優れものです。またHTTPヘッダやコンテンツ、DNSルックアップなどのやりとりも見ることが出来、フロントエンドのパフォーマンスを分析するにはかなり使えるツールだと思います。Windows SocketによるHTTPとHTTPSを使用するものであれば、ブラウザに制限が無いことも嬉しい特徴の一つだと思います。(VISTAIE7/Firefox3/Opera9.5.1/Safari3.1.2を使ってIBM Page Detailerが動作することを確認しています)


IBM Page Detailerは以下からダウンロードして無料で利用することが出来ます。
※無料版であるBasicには、HTTPS通信の分析に制限があります。
ダウンロードする際は、IBM IDが必要です。もしもIDが無い場合は、Webページ上で登録することで直ぐに取得することが出来ます。http://www.alphaworks.ibm.com/tech/pagedetailer


IBM Page DetailerでYahoo! JAPANのトップページを計測した時のイメージ