RIA 技術の紹介/比較記事を読んで

未曽有の不況を打開する救世主? RIAとは(1/3)- @IT
“不況”時代を切り拓く、7つのRIA技術の基礎知識(1/4)- @IT
FlexとSilverlightで同じアプリを作って比較してみた(1/3)- @IT


最終回で、FlexSilverlight で同じアプリケーションを作って比較しています。
残念ながら JavaFX がこの比較対象から漏れてしまったので、自分で作ってみようと思いました。
それで張り切って作り始めたのですが、まもなくしてデータを表示する二次元の表形式のコンポーネント(Swing の JTable に相当)が存在していないことに気付きました。
そう言えば

SilverlightJavaFX(特にJavaFX)は標準UIコンポーネントがまだ少なく、その点で開発者に開発の負担が掛かるかもしれません。

なんてことが書いてありました。


JavaFX でテーブルを実現しようとしたら、まだ今のところは自作するしかなさそうです。
自作する場合のヒントはここ。ちょっと情報が古いけど、時間が出来たら再挑戦してみたいと思います。
http://learnjavafx.typepad.com/weblog/2008/08/tablenode-creat.html
http://java.dzone.com/articles/javafx-reintroduce-swing-jtabl


それから、上の引用文に続いて、こんなことも書かれていました。

逆にFlexは、開発環境の面でまだ弱い印象があります。デザイナとデベロッパの相互運用開発の環境もFlexは比較的遅れています。

 ただ今後数年で、特にSilverlightは急速に環境を整備してきそうです。

僕は FlexSilverlight について、殆ど知識が無いのでよく解っていないんだけど、デザイナとデベロッパの相互運用開発の環境がFlex が比較的遅れているというのはかなり意外でした。
Photshop や Illustrator を始め、Flex Builder や CS4 があって、一番進んでいると思ってたので。
でも、この記事を書かれた方は、RIA の開発を3年ほど経験されて、特に Flex での経験が多いように印象を受けたので、実際にそうなのでしょうね。(違っていたらごめんなさい)
Silverlight は確かにこれから環境整備がどんどんされてくるだろう気はしますね。
JavaFX も、NetBeansEclipse や、別のベンダーも含めて、開発環境の整備を是非とも頑張っていただきたい。本当に期待してます。


ところで JavaFX では画面上に配置するラベルやボタン、コンボボックスとは今回のテーブルだとかは、ノードって呼ぶべきなのだろうか?コンポーネントでいいのだろうか?
ま、どっちでもええか。