お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
半年位前に読んだ本ですが、金融初心者であった僕には革命的に感じた本だったので書いておこうと思います。
著者は世間的に著名で様々なメディアでも活躍されている方です。
ここで言う金融リテラシーとは、銀行や証券会社、保険会社で働く業務知識とは全く異なるもので、僕なりの解釈では個人が資産運用するのに最低限必要となる金融の知識(とその活用)のことを言います。
内容は、「お金を銀行に預けるな。」「預けることが人生設計上のリスクになる。」「お金に稼いできてもらう」「兎にも角にも分散投資」と言ったことを、理論的に解りやすく説明してくれています。
また、金融でお金を儲けるための基本5原則や、金融リテラシーを身につけるための10のステップは誰でも今すぐ活用できる、非常に有効なものだと思います
昨今原油や小麦などのコモディティが値上がりインフレ傾向にありますが、そんな中で銀行にお金を預けたままにしておくと、お金の価値よりも物価の方が高くなってしまい、これは損をしてしまうリスクと言えると思います。
まだまだ僕も金融初級者ですがこの本から学んだことを少しずつ実践に移しています。
他、著者がこの本で主張しているいろいろな点について賛同させられました。とても勉強になり読んで良かったです。
この本の評価は・・・★★★★★(満点)
お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
- 購入: 28人 クリック: 510回
- この商品を含むブログ (516件) を見る